長時間歩くと踵の奥が痛くなり、蹴りだしの瞬間に痛いと訴えて来店

からだ再生堂(鍼灸院)に長時間歩くと踵の奥が痛いと訴えて来店されました。今日は2回目の来店で、1回目のファシアケアで痛みが半分以下になったようです。1回目のケアでは、後脛骨筋と長趾屈筋、長母指屈筋腱のファシアケアをして距骨の後方移動を作りました。しかし、痛みがまだ半分残存しているので改めて評価をさせて頂きました。膝屈曲位での舟状骨と内果間距離は3㎝以内で距骨がきっちりとほぞにはまっており、安定した足関節でした。しかし、膝伸展位にするにつれて足関節の背屈制限が生じ、筋性のエンドフィールが認められました。伸展位での足関節のはまりは悪く、簡単に捻挫を引き起こしそうな不安定な状態でした。この評価により、膝伸展位の足関節背屈制限は大きな要因として坐骨神経や脛骨神経がが絡んでいると予測して評価を進めました。腓腹筋やヒラメ筋の緊張が高い、さらにハムストリングスの緊張が高いことから、坐骨神経レベルからの癒着を疑い、坐骨神経をの走行を臀部から大腿部まで触診して、ファシアケアをしました。この時点で足関節の背屈はかなり改善し、さらに脛骨神経をファシアケアをして8割程度膝伸展位の背屈が8割程度改善しました。2割残存している原因は、この状態が慢性化して、下腿の筋群が硬くなりさらに下腿筋群の区画ごとに滑走不全が生じて、区画ごとの圧が高まり、脛骨神経を締め付けていると予想して、下腿の区画ごとのファシアケアを実施しました。この後、背屈制限は完全に解消されて、歩行時の痛みはなくなりました。本人が痛みを訴えていた場所は、長母指屈筋腱でしたので、膝伸展位での背屈制限により、長母指屈筋腱の部分に何らかのメカニズムでストレスがかかったと推測しました。

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