ランニングをすると右臀部と大腿後面に痛みがあり、1年間ランニングができない悩みを抱えて来店された男性

本日からだ再生堂(鍼灸院)に右の臀部痛と大腿後面痛のために少し走るとその部分の痛みが強くなり、約1年間満足にランニングができないという悩みを抱えている方が来店されました。ランニングができないので現在は速歩で調整しておられて、ランニングをしている方を見ると羨ましくて、悔しさやもどかしさがあったようです。フルマラソンを3時間30分で走られる方ですのでかなりハイレベルなランナーになると思います。まずは、私たちが手に負えない病態があるかどうかを評価をしました。腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症に関連する神経症状はなさそうでした。この時点で坐骨神経の走行異常もしくは滑走不全を疑いました。右脚を膝を伸ばしてあげると角度にして60度くらいで臀部痛と大腿後面痛が出現しました。また、立位で体を前屈すると同じ部位に痛みが出現し、指先は床から20㎝位離れていました。坐骨神経の走行を確認すると外側に遠回りかつ上に上がらない状態でした。大殿筋と大腿方形筋との間にある滑液包、坐骨神経と滑液包、坐骨神経と梨状筋、小転子と大腿方形筋、大腿方形筋と外閉鎖筋をファシアケアをしました。このケア後、右脚の挙上時の臀部痛はなくなりました。しかし、大腿後面痛が残存していたので、大腿後面の坐骨神経の滑走不全を疑い、ファシアケアをしました。その時点で後面痛の部位は、大腿後面の膝関節よりの外側部だけに限定されました。この部分の大腿二頭筋長頭と短頭と腓骨神経の緊張がかなり強く、滑走不全があったので丁寧にファシアケアしました。この時点で最初に訴えていた痛みは8割減になりました。このコンディションを維持するために仕事での座位姿勢の気を付け方、ストレッチの宿題を行ってもらうように指導しました。また、外側ハムストリングスの緊張が高い理由が内側ハムストリングスとの共同作用ができていない部分にあると考えて、内側ハムストリングスの強化方法を指導しました。内側ハムストリングスを少し使ってもらい、その後歩いてもらうと非常に楽に歩けますと言っていただきました。今日帰って、すぐにでも歩きたいと言われて帰っていただきました。

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